【活用ガイド】

JVNDB-2012-005789

複数の Siemens 製品におけるサーバを偽装される脆弱性

概要

複数の Siemens 製品は、ハードコードされた秘密鍵を使用するため、サーバを偽装される、およびネットワークトラフィックを解読される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シーメンス
  • RuggedCom Rugged Operating System 3.11 およびそれ以前
  • RuggedCom Rugged Operating System on Linux I (ROX I) 1.14.5 およびそれ以前
  • RuggedCom Rugged Operating System on Linux II (ROX II) 2.3.0 およびそれ以前
  • RuggedMax OS 4.2.1.4621.22 およびそれ以前

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、すべて利用者の環境にインストールされている ROS ファイル内の秘密鍵を利用されることで、サーバを偽装される、およびネットワークトラフィックを解読される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

RuggedCom シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4698
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4698
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-12-354-01
更新履歴

  • [2012年12月25日]
      掲載