【活用ガイド】

JVNDB-2012-005781

Linux Kernel の net/ipv6/reassembly.c におけるネットワーク制限を回避される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/ipv6/reassembly.c の ip6_frag_queue 関数には、ネットワーク制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.36 未満

想定される影響

第三者により、重複している IPv6 フラグメントを介して、ネットワーク制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4444
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4444
更新履歴

  • [2012年12月25日]
      掲載