【活用ガイド】

JVNDB-2012-005771

Squid の cachemgr.cgi におけるサービス運用妨害 (メモリ消費) の脆弱性

概要

Squid の cachemgr.cgi 内の tools/cachemgr.cc には、メモリリークにより、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Squid-cache.org
  • Squid 2.x
  • Squid 3.1.22 未満の 3.x
  • Squid 3.2.4 未満の 3.2.x
  • Squid 3.3.0.2 未満の 3.3.x

想定される影響

第三者により、(1) 不正な Content-Length ヘッダ、(2) 過度に長い POST リクエスト、または (3) 巧妙に細工された認証資格情報を介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Gentoo Linux Squid-cache.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5643
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5643
更新履歴

  • [2012年12月21日]
      掲載
    [2016年02月16日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0505) を追加