【活用ガイド】

JVNDB-2012-005718

D-Link DSL-2730u に OS コマンドインジェクションの脆弱性

概要

D-Link DSL-2730u には、OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

D-Link DSL-2730u には、許可されたコマンドのリストによるチェック方法に問題があり、任意の OS コマンドが実行可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • DSL-2730u

想定される影響

認証されたユーザによって、ホワイトリストで許可されていない OS コマンドが実行される可能性があります。
対策

2012年12月13日現在、対策方法はありません。

[ワークアラウンドを実施する]
以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

* アクセスを制限する
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5966
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95945430
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5966
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#876780
更新履歴

  • [2012年12月14日]
      掲載
    [2012年12月28日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加