【活用ガイド】

JVNDB-2012-005713

Itanium および Alpha プラットフォーム上の HP OpenVMS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Itanium および Alpha プラットフォーム上で稼働する HP OpenVMS は、LOGIN および ACME_SERVER ACMELOGIN プログラムを適切に実装していないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • OpenVMS 8.3 (Itanium プラットフォーム)
  • OpenVMS 8.3-1H1 (Itanium プラットフォーム)
  • OpenVMS 8.4 (Itanium プラットフォーム)
  • OpenVMS 7.3-2 (Alpha プラットフォーム)
  • OpenVMS 8.2 (Alpha プラットフォーム)
  • OpenVMS 8.3 (Alpha プラットフォーム)
  • OpenVMS 8.4 (Alpha プラットフォーム)

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3276
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3276
更新履歴

  • [2012年12月14日]
      掲載
    [2012年12月18日]
      CVSS による深刻度:基本値と可用性への影響を更新