【活用ガイド】

JVNDB-2012-005680

IBM Flex System CMM および IMM2 における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Flex System Chassis Management Module (CMM) および Integrated Management Module 2 (IMM2) には、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Flex System Chassis Management Module
  • IBM Flex System Integrated Management Module

想定される影響

ローカルユーザにより、サービスまたは保守処理における不特定の副作用を利用されることで、下記の項目についての重要な情報を取得される可能性があります。

(1) ローカルアカウント
(2) SSH 秘密鍵
(3) SSL/TLS 秘密鍵
(4) SNMPv3 コミュニティー
(5) LDAP 認証
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4838
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4838
更新履歴

  • [2012年12月12日]
      掲載