【活用ガイド】

JVNDB-2012-005673

VMware SpringSource Spring Security における有効なユーザ名を列挙される脆弱性

概要

VMware SpringSource Spring Security の DaoAuthenticationProvider は、ユーザが存在しない場合にパスワードのチェック処理を行わないため、応答時間の違いによって、
有効なユーザ名を列挙される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • Spring Security 2.0.8 未満
  • Spring Security 3.0.8 未満の 3.0.x
  • Spring Security 3.1.3 未満の 3.1.x

想定される影響

第三者により、一連のログインリクエストを介して、有効なユーザ名を列挙される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5055
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5055
更新履歴

  • [2012年12月07日]
      掲載