【活用ガイド】

JVNDB-2012-005672

ISC BIND におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ISC BIND には、DNS64 が有効になっている場合、サービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • BIND 9.8.4-P1 未満の 9.8.x
  • BIND 9.9.2-P1 未満の 9.9.x
アップル
  • Apple Mac OS X v10.8 から v10.8.4
  • Apple Mac OS X v10.7.5
  • Apple Mac OS X Server v10.7.5

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたクエリを介して、サービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc. アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5688
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5688
  2. JPRS : BIND 9.8.x/9.9.x における DNS64 の実装上のバグによる named のサービス停止について (2012年12月5日公開)
更新履歴

  • [2012年12月07日]
      掲載
    [2013年09月30日]
      影響を受けるシステム:アップル (HT5880) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT5880) を追加
      ベンダ情報:アップル (APPLE-SA-2013-09-12-1) を追加