【活用ガイド】

JVNDB-2012-005661

SSH Tectia Server の SSH USERAUTH CHANGE REQUEST 機能における認証を回避される脆弱性

概要

UNIX および Linux 上で稼働する SSH Tectia Server の SSH USERAUTH CHANGE REQUEST 機能には、古い形式のパスワード認証が有効になっている場合、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


SSH コミュニケーションズ・セキュリティ
  • SSH Tectia Server 6.0.4 から 6.0.20
  • SSH Tectia Server 6.1.0 から 6.1.12
  • SSH Tectia Server 6.2.0 から 6.2.5
  • SSH Tectia Server 6.3.0 から 6.3.2

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された空のパスワードのエントリに関係するセッションを介して、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SSH コミュニケーションズ・セキュリティ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5975
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5975
更新履歴

  • [2012年12月06日]
      掲載