【活用ガイド】

JVNDB-2012-005590

Oracle MySQL および MariaDB におけるサービス運用妨害 (mysqld クラッシュ) の脆弱性

概要

Oracle MySQL および MariaDB には、サービス運用妨害 (mysqld クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MariaDB Corporation Ab.
  • MariaDB 5.5.28a
オラクル
  • MySQL 5.1.67 およびそれ以前の 5.1.x
  • MySQL 5.5.29 およびそれ以前の 5.5.x

上記以外のバージョンも本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、大量にネストされた要素を持つ XML を含む UpdateXML コマンドを使用した SELECT コマンドを介して、サービス運用妨害 (mysqld クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

MariaDB Corporation Ab. オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5614
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5614
更新履歴

  • [2012年12月04日]
      掲載
    [2013年04月19日]
      影響を受けるシステム:MySQL の情報を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - April 2013) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - April 2013 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (April 2013 Critical Patch Update Released) を追加
    [2016年02月16日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0772) を追加