【活用ガイド】

JVNDB-2012-005547

JBoss Enterprise Data Services Platform におけるログイン認証情報を取得される脆弱性

概要

JBoss Enterprise Data Services Platform で使用される Teiid Java Database Connectivity (JDBC) ソケットは、ドキュメントおよび仕様に反して、デフォルトのログインメッセージの暗号化を行わないため、ログイン認証情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • JBoss Enterprise Data Services Platform 5.3.0 roll up patch 1 未満

想定される影響

第三者により、中間者攻撃 (MITM attack) を介して、ログイン認証情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3431
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3431
更新履歴

  • [2012年11月27日]
      掲載

公表日2012/09/20
登録日2012/11/27
最終更新日2012/11/27