【活用ガイド】

JVNDB-2012-005546

複数の JBoss Enterprise 製品の JGroups 診断サービスにおける診断情報を読まれる脆弱性

概要

JBoss Enterprise Portal Platform、SOA Platform、および BRMS Platform の JGroups 診断サービス (JGroups diagnostics service) は、JGroups チャネルにより開始される際、認証なしで有効化されるため、診断情報を読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat JBoss BRMS 5.3.0 未満
  • Red Hat JBoss Portal 5.2.2 未満
  • Red Hat JBoss SOA Platform 5.3.0 未満

想定される影響

隣接するネットワークの第三者により、巧妙に細工された IP マルチキャストを介して、診断情報を読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2377
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2377
更新履歴

  • [2012年11月27日]
      掲載

公表日2012/06/22
登録日2012/11/27
最終更新日2012/11/27