【活用ガイド】

JVNDB-2012-005517

Xen の Transcendent Memory におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の Transcendent Memory (TMEM) 内の do_tmem_get 関数には、サービス運用妨害 (CPU ハングおよびホストクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。

当初 CVE-2012-3497 の一部として発行された本問題は、CVE-2012-6031 を含む複数の CVE 識別番号に分割されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シトリックス・システムズ
  • Xen 4.2
  • Xen 4.1
  • Xen 4.0

想定される影響

ローカルゲスト OS ユーザにより、サービス運用妨害 (CPU ハングおよびホストクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シトリックス・システムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-6031
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-6031
更新履歴

  • [2012年11月27日]
      掲載