【活用ガイド】

JVNDB-2012-005511

Xen および 他の製品で使用される Qemu における権限を取得される脆弱性

概要

Xen および 他の製品で使用される Qemu には、バーチャルコンソールバックエンドを伴う特定のデバイスをエミュレートする場合、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Fabrice Bellard
  • QEMU
シトリックス・システムズ
  • Citrix XenServer 6.0.2 およびそれ以前
  • Xen 4.1
  • Xen 4.0

想定される影響

ローカル OS ゲストユーザにより、デバイスモデルのアドレス空間の上書きを誘発する巧妙に細工されたエスケープ VT100 シーケンスを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian openSUSE project シトリックス・システムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3515
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3515
更新履歴

  • [2012年11月27日]
      掲載
    [2012年12月07日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:1172) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:1174) を追加
    [2012年12月26日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2545) を追加
    [2013年01月15日]
      ベンダ情報:openSUSE (SUSE-SU-2012:1320) を追加