【活用ガイド】

JVNDB-2012-005509

Xen の Transcendent Memory におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の Transcendent Memory (TMEM) の (1) TMEMC_SAVE_GET_CLIENT_WEIGHT、(2) TMEMC_SAVE_GET_CLIENT_CAP、(3) TMEMC_SAVE_GET_CLIENT_FLAGS、および (4) TMEMC_SAVE_END には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスまたはメモリ破損およびホストクラッシュ) 状態となるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シトリックス・システムズ
  • Xen 4.0
  • Xen 4.1
  • Xen 4.2

想定される影響

ローカルゲスト OS ユーザにより、NULL client id を介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスまたはメモリ破損およびホストクラッシュ) 状態にされるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シトリックス・システムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3497
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3497
更新履歴

  • [2012年11月27日]
      掲載