【活用ガイド】

JVNDB-2012-005505

Perl 用 CGI.pm モジュールにおける改行を挿入される脆弱性

概要

Perl 用 CGI.pm モジュールは、(1) Set-Cookie、または (2) P3P ヘッダに含まれる改行を適切にエスケープしないため、CGI.pm を使用するアプリケーションからのレスポンスの任意のヘッダに改行を挿入される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Andy Armstrong
  • CGI.pm 3.63 未満

想定される影響

第三者により、CGI.pm を使用するアプリケーションからのレスポンスの任意のヘッダに改行を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Andy Armstrong Canonical Debian オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5526
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5526
更新履歴

  • [2012年11月27日]
      掲載
    [2013年05月27日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-5526 Configuration vulnerability in Perl 5.12) を追加
    [2013年11月01日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2586) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1643-1) を追加
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-5526 Configuration vulnerability in Perl 5.8) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0685) を追加