【活用ガイド】

JVNDB-2012-005496

IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンスにおけるコンテナサーバを偽装される脆弱性

概要

IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンスは、collective 設定が有効になっている場合、異なる利用者のインストールにおいて共有される単一の秘密鍵を使用するため、コンテナサーバを偽装される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンス 2.0.0.0 から 2.0.0.3
  • IBM WebSphere DataPower XC10 アプライアンス 2.1.0.0 から 2.1.0.2

想定される影響

第三者により、(1) 共有の秘密鍵の平文送信を見つけるためにネットワークを傍受される、または (2) 他の装置から得られたこの秘密鍵に関する情報を利用されることで、コンテナサーバを偽装される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5756
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5756
更新履歴

  • [2012年11月26日]
      掲載

公表日2012/10/29
登録日2012/11/26
最終更新日2012/11/26