【活用ガイド】

JVNDB-2012-005443

radsecproxy におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

radsecproxy の DTLS サポートは、証明書チェーンを検証するために使用されているブロックとは関係のない CA 設定を持つ構成ブロックがある場合、証明書を適切に確認しないため、アクセス制限を回避され、クライアントになりすまされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2012-4523 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


UNINETT
  • radsecproxy 1.6.2 未満

想定される影響

第三者により、アクセス制限を回避され、クライアントになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian UNINETT
  • radsecproxy : News
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4566
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4566
  2. 関連文書 : Radsecproxy is mixing up pre- and post-TLS-handshake client verification
更新履歴

  • [2012年11月21日]
      掲載