【活用ガイド】

JVNDB-2012-005430

ViewVC の lib/viewvc.py におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

ViewVC の lib/viewvc.py 内の DiffSource._get_row 関数の余計な詳細 (extra details) には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ViewVC
  • ViewVC 1.0.13 未満の 1.0.x
  • ViewVC 1.1.16 未満の 1.1.x

想定される影響

リポジトリへのコミットアクセス権を持つリモート認証されたユーザにより、"関数名 (function name)" の行を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

CollabNet, Inc. Debian
  • Debian Bug report logs : #691062
  • Debian Security Advisory : DSA-2563
ViewVC
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4533
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4533
更新履歴

  • [2012年11月20日]
      掲載
    [2012年11月30日]
      タイトル：内容を更新
      概要：内容を更新

公表日2012/10/24
登録日2012/11/20
最終更新日2012/11/30