【活用ガイド】

JVNDB-2012-005392

Quest InTrust の ARDoc ActiveX コントロール における任意のファイルを書込まれる脆弱性

概要

Quest InTrust の ARDoc ActiveX コントロール (ARDoc.dll) 内の (1) SimpleTree、および (2) ReportTree クラスは、適切に SaveToFile メソッドを実装していないため、任意のファイルを書込まれる、または上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Quest Software Inc.
  • InTrust 10.4.0.853 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、bstrFileName 引数を介して、任意のファイルを書込まれる、または上書きされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Quest Software Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5897
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5897
更新履歴

  • [2012年11月20日]
      掲載
    [2016年02月10日]
      CVSS による深刻度：内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧：内容を更新

公表日2012/11/17
登録日2012/11/20
最終更新日2016/02/10