【活用ガイド】

JVNDB-2012-005362

WebKit におけるクロスサイトスクリプティング (XSS) 保護メカニズムを回避される脆弱性

概要

Google Chrome および Apple Safari で使用される WebKit の WebCore 内の html/parser/XSSAuditor.cpp は、反射データの出力可能なコンテキスト全てに配慮しないため、クロスサイトスクリプティング (XSS) 保護メカニズムを回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 22
アップル
  • Safari 5.1.7
  • WebKit

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された文字列を介して、クロスサイトスクリプティング (XSS) 保護メカニズムを回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5851
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5851
更新履歴

  • [2012年11月16日]
      掲載

公表日2012/11/15
登録日2012/11/16
最終更新日2012/11/16