【活用ガイド】

JVNDB-2012-005359

VMware Workstation および VMware Player におけるホスト OS の権限を取得される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する VMware Workstation および VMware Player は、不特定のプロセススレッドに脆弱なパーミッションを用いるため、ホスト OS の権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


VMware
  • VMware Player 4.0.5 未満の 4.x
  • VMware Workstation 8.0.5 未満の 8.x

想定される影響

ホスト OS ユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、ホスト OS の権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5458
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5458
更新履歴

  • [2012年11月15日]
      掲載