【活用ガイド】

JVNDB-2012-005317

複数の OpenStack 製品の v1 API における保護されていないイメージを削除される脆弱性

概要

複数の OpenStack 製品の v1 API には、保護されていないイメージを削除される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2012-5482 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Compute Folsom (2012.2)
  • OpenStack Essex (2012.1)
  • OpenStack Glance Grizzly

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、イメージを削除するリクエストを介して、保護されていないイメージを削除される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical OpenStack openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4573
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4573
更新履歴

  • [2012年11月13日]
      掲載
    [2012年12月07日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1626-2) を追加