【活用ガイド】

JVNDB-2012-005316

ppm2tiff におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ppm2tiff は、TIFFScanlineSize 関数の戻り値をチェックしないため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態になる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LibTIFF
  • LibTIFF

想定される影響

第三者により、整数オーバーフロー、ゼロメモリ割り当て、およびヒープベースのバッファオーバーフローを誘発する、巧妙に細工された PPM 画像を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian LibTIFF Novell オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4564
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4564
更新履歴

  • [2012年11月13日]
      掲載
    [2012年12月07日]
      ベンダ情報:Ubuntu  (USN-1631-1) を追加
      ベンダ情報:Debian (DSA-2575) を追加
    [2013年05月27日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-4564 Design Error vulnerability in GIMP) を追加
    [2014年01月09日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:0187) を追加
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-4564 Design Error vulnerability in LibTIFF) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1590) を追加