【活用ガイド】

JVNDB-2012-005311

KDE の Konqueror におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

KDE の Konqueror 内の khtml/rendering/render_replaced.cpp には、コンテキストメニューが表示されている際、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態になる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


KDE
  • KDE 4.7.3

想定される影響

第三者により、更新中の iframe にアクセスされることで、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

KDE
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4515
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4515
更新履歴

  • [2012年11月13日]
      掲載

公表日2012/11/11
登録日2012/11/13
最終更新日2012/11/13