【活用ガイド】

JVNDB-2012-005307

libproxy の url.cpp におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

libproxy の url.cpp 内の url::get_pac 関数には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


libproxy
  • libproxy 0.4.9 未満の 0.4.x

想定される影響

リモートサーバにより、過度に大きな proxy.pac ファイルを介して、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical libproxy openSUSE project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4504
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4504
更新履歴

  • [2012年11月13日]
      掲載
    [2012年12月07日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1629-1) を追加
    [2014年03月06日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple Buffer Errors vulnerability in LibProxy) を追加