【活用ガイド】

JVNDB-2012-005302

Apple QuickTime におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Apple QuickTime には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • QuickTime 7.7.3 未満
  • Apple Mac OS X 10.6.8
  • Apple Mac OS X Server 10.6.8
  • Apple Mac OS X Server v10.7 から v10.7.5
  • Apple Mac OS X v10.7 から v10.7.5
  • Apple Mac OS X v10.8 から v10.8.2

想定される影響

第三者により、MP4 動画ファイルの巧妙に細工された rnet ボックスを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3756
参考情報

  1. JVN : JVNVU#91379555
  2. JVN : JVNVU#90360497
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3756
更新履歴

  • [2012年11月13日]
      掲載
    [2013年04月02日]
      影響を受けるシステム：アップル (HT5672) の情報を追加
      ベンダ情報：アップル (HT5672) を追加
      ベンダ情報：アップル (APPLE-SA-2013-03-14-1) を追加

公表日2012/11/07
登録日2012/11/13
最終更新日2013/04/02