【活用ガイド】

JVNDB-2012-005295

IBM TFIM および TFIMBG におけるセキュリティ制限を回避される脆弱性

概要

IBM Tivoli Federated Identity Manager (TFIM) および Tivoli Federated Identity Manager Business Gateway (TFIMBG) の管理コンソール内の Java サーブレットは、全てのリソースのダウンロードにおいて認証を要求しないため、J2EE のセキュリティ制約を回避される、および (1) フェデレーションメタデータまたは (2) Web プラグインのコンフィグレーションテンプレートに関連する情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • Tivoli Federated Identity Manager 6.2.2 およびそれ以前
  • Tivoli Federated Identity Manager Business Gateway 6.2.2 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された要求を介して、J2EE のセキュリティ制約を回避される、および (1) フェデレーションメタデータまたは (2) Web プラグインのコンフィグレーションテンプレートに関連する情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3315
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3315
更新履歴

  • [2012年11月09日]
      掲載