【活用ガイド】

JVNDB-2012-005268

複数の Symantec 製品に脆弱性

概要

Symantec 製の複数のアンチウィルス製品には、CAB ファイルの処理に脆弱性が存在します。

Symantec 製の複数のアンチウィルス製品には、CAB ファイルの展開時に使用されるコンポーネントに脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Symantec AntiVirus Corporate Edition (SAVCE) 10.x
  • Symantec Endpoint Protection Small Business Edition 12.0
  • Symantec Endpoint Protection 11.0
  • Symantec Scan Engine (SSE) 5.2.7.x およびそれ以前

なお、開発者が提供する情報には、以下のように記載されています。

"SSE 5.2.7.x およびそれ以前のバージョンは、すでにライフサイクルが終了しております。また、SAVCE 10.x もライフサイクルが終了しております。"
想定される影響

遠隔の第三者によって、SYSTEM 権限で任意のコードが実行される可能性があります。
対策

開発者が公開しているアドバイザリ情報に従って必要な対応を実施してください。

なお、開発者によると、Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.x および Symantec Scan Engine 5.2.7.x はサポート終了しているため、サポート対象となる最新版へのアップデートを推奨しているとのことです。
ベンダ情報

シマンテック
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4953
参考情報

  1. JVN : JVNVU#985625
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4953
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#985625
更新履歴

  • [2012年11月07日]
      掲載
    [2012年11月16日]
      ベンダ情報:シマンテック (SYM12-017) を追加
      CVSS による深刻度:基本値と脆弱性評価基準を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加
    [2012年11月30日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      対策:内容を更新