【活用ガイド】

JVNDB-2012-005197

Orion IPAM にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

SolarWinds が提供する Orion IPAM には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

SolarWinds が提供する Orion IPAM には、ウェブ管理機能に問題があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


SolarWinds
  • Orion IPAM v3.0 およびそれ以前

当該製品は、SolarWinds Network Performance Monitor に含まれます。
想定される影響

ユーザのブラウザ上で、任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

[パッチを適用する]
開発者が提供する情報をもとに、パッチを適用してください。
開発者によると、IPAM-v3.0-HotFix1 は SolarWinds Customer Portal から取得できるとのことです。

また、開発者によると、本脆弱性の修正を含む IPAM v3.1 が、後日リリースされる予定とのことです。
ベンダ情報

SolarWinds
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4939
参考情報

  1. JVN : JVNVU#203844
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4939
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#203844
更新履歴

  • [2012年11月02日]
      掲載

公表日2012/10/31
登録日2012/11/02
最終更新日2012/11/02