【活用ガイド】

JVNDB-2012-005171

Xen の PyGrub ブートローダにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Xen の PyGrub ブートローダには、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シトリックス・システムズ
  • Xen -unstable changeset 25589:60f09d1ab1fe 未満
  • Xen 4.2.x
  • Xen 4.1.x

想定される影響

ローカルの準仮想化のゲストユーザにより、過度に大きい (1) bzip2、または (2) LZMA 圧縮されたカーネルイメージを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project シトリックス・システムズ レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2625
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2625
更新履歴

  • [2012年11月02日]
      掲載
    [2012年12月07日]
      ベンダ情報：openSUSE (openSUSE-SU-2012:1172) を追加
      ベンダ情報：openSUSE (openSUSE-SU-2012:1174) を追加

公表日2012/07/04
登録日2012/11/02
最終更新日2012/12/07