【活用ガイド】

JVNDB-2012-005157

LibTIFF におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

LibTIFF の tif_pixarlog.c には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LibTIFF
  • LibTIFF 4.0.3 未満

想定される影響

第三者により、PixarLog 圧縮形式を用いる巧妙に細工された TIFF 画像を介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian LibTIFF レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4447
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4447
更新履歴

  • [2012年10月30日]
      掲載
    [2012年12月07日]
      ベンダ情報：Ubuntu (USN-1631-1) を追加

公表日2012/10/28
登録日2012/10/30
最終更新日2012/12/07