【活用ガイド】

JVNDB-2012-005004

OTRS にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

OTRS には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

OTRS には、メール本文の処理に問題があり、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OTRS プロジェクト
  • OTRS Help Desk 2.4.14 およびそれ以前
  • OTRS Help Desk 3.0.16 およびそれ以前
  • OTRS Help Desk 3.1.10 およびそれ以前

想定される影響

細工されたメールを読み込むことで、当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとにアップデートしてください。
ベンダ情報

OTRS プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4751
参考情報

  1. JVN : JVNVU#603276
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4751
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#603276
更新履歴

  • [2012年10月19日]
      掲載
    [2012年10月23日]
      CVSS による深刻度:基本値と脆弱性評価基準を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加