【活用ガイド】

JVNDB-2012-004970

Oracle Java SE の Java Runtime Environment における JAX-WS の処理に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE の Java Runtime Environment (JRE) には、JAX-WS に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • JDK 7 Update 7 およびそれ以前
  • JRE 7 Update 7 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、情報が漏えいする、あるいは情報を改ざんされたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project オラクル レッドハット 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5076
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5076
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2012-5083等)
更新履歴

  • [2012年10月18日]
      掲載
    [2012年11月09日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1386) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1391) を追加
    [2013年01月17日]
      ベンダ情報:openSUSE (SUSE-SU-2012:1398) を追加
    [2013年01月24日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1467) を追加