【活用ガイド】

JVNDB-2012-004925

hostapd の EAP authentication server におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

hostapd の EAP authentication server の eap_server_tls_common.c 内の eap_server_tls_process_fragment 関数には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


w1.fi
  • hostapd 0.6 から 1.0

想定される影響

第三者により、"More Fragments" フラグが設定されている EAP-TLS メッセージ内の過度に小さい "TLS メッセージ長" の値を介して、サービス運用妨害 (クラッシュまたは停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian w1.fi
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4445
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4445
更新履歴

  • [2012年10月15日]
      掲載

公表日2012/10/07
登録日2012/10/15
最終更新日2012/10/15