【活用ガイド】

JVNDB-2012-004924

Bacula の dird/dird_conf.c におけるリソースのダンプ情報を取得される脆弱性

概要

Bacula の dird/dird_conf.c 内の dump_resource 関数は、ACL ルールを適切に適用しないため、リソースのダンプ情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Bacula.org
  • Bacula 5.2.11 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、リソースのダンプ情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Bacula.org Debian
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4430
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4430
更新履歴

  • [2012年10月15日]
      掲載