【活用ガイド】

JVNDB-2012-004913

openCryptoki における任意のファイルに誰でも書き込みできる権限 (world-writable permissions) を作成される脆弱性

概要

openCryptoki には、任意のファイルに誰でも書き込みできる権限 (world-writable permissions) を作成される、または設定される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


openCryptoki Project
  • openCryptoki 2.4.1

想定される影響

ローカルユーザにより、/var/lock/ 内の (1) LCK..opencryptoki、または (2) LCK..opencryptoki_stdll ファイルへのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルに誰でも書き込みできる権限 (world-writable permissions) を作成される、または設定される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openCryptoki Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4455
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4455
更新履歴

  • [2012年10月15日]
      掲載