【活用ガイド】

JVNDB-2012-004865

tinyproxy におけるサービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) の脆弱性

概要

tinyproxy には、サービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


banu
  • tinyproxy 1.8.3 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、ハッシュ衝突の誘発が想定される (1) 大量のヘッダ、または (2) 大量の偽造ヘッダを介して、サービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian
  • Debian Bug report logs : #685281
  • Debian Security Advisory : DSA-2564
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3505
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3505
更新履歴

  • [2012年10月12日]
      掲載
    [2012年11月29日]
      影響を受けるシステム：内容を更新
      想定される影響：内容を更新
      ベンダ情報：Debian (#685281) を追加
      ベンダ情報：Debian (DSA-2564) を追加

公表日2012/10/09
登録日2012/10/12
最終更新日2012/11/29