【活用ガイド】

JVNDB-2012-004864

OpenStack Keystone におけるテナントのリソースにアクセスされる脆弱性

概要

OpenStack Keystone は、無効なテナントに対する認証トークンを適切に処理しないため、テナントのリソースにアクセスされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenStack
  • Openstack Keystone 2012.1.2 未満の Essex
  • Openstack Keystone folsom-3 未満の Folsom

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、テナントに対するトークンをリクエストされることで、テナントのリソースにアクセスされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4457
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4457
更新履歴

  • [2012年10月12日]
      掲載

公表日2012/09/28
登録日2012/10/12
最終更新日2012/10/12