【活用ガイド】

JVNDB-2012-004767

D-Link DCS-5605 の Camera Stream Client ActiveX コントロールにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

D-Link DCS-5605 PTZ IP Network Camera で使用される Camera Stream Client ActiveX コントロールの DcsCliCtrl.dll 内の SelectDirectory メソッドには、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • Camera Stream Client ActiveX コントロール
  • DCS-5605

想定される影響

第三者により、過度に長い文字列の引数を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-5306
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-5306
更新履歴

  • [2012年10月09日]
      掲載