【活用ガイド】

JVNDB-2012-004672

VMware SpringSource Grails におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

VMware SpringSource Grails は、データバインディングを適切に制限しないため、アクセス制限を回避され、任意のオブジェクトプロパティを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


VMware
  • SpringSource Grails 1.3.8 未満
  • SpringSource Grails 2.0.2 未満の 2.x

想定される影響

第三者により、アプリケーションの巧妙に細工された request パラメータを介して、アクセス制限を回避され、任意のオブジェクトプロパティを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1833
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1833
更新履歴

  • [2012年10月02日]
      掲載
    [2014年05月14日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-1833 Permissions, Privileges, and Access Controls vulnerability in Grails ) を追加