【活用ガイド】

JVNDB-2012-004656

Condor の condor_startd.V6/command.cpp における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Condor の condor_startd.V6/command.cpp の command_give_request_ad 関数には、重要な情報を取得される、および任意のジョブを制御または開始される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Condor Project
  • Condor 7.6.10 未満の 7.6.x
  • Condor 7.8.4 未満の 7.8.x

想定される影響

第三者により、condor_startd ポートに対する ClassAd リクエストによって、ClaimId が公開される、および任意のジョブを制御または開始される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Condor Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3493
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3493
更新履歴

  • [2012年10月02日]
      掲載
    [2012年10月22日]
      CVSS による深刻度:基本値と攻撃条件の複雑さ、可用性への影響を変更