【活用ガイド】

JVNDB-2012-004655

Condor のファイルシステム認証におけるユーザになりすまされる脆弱性

概要

Condor のファイルシステム認証 (condor_io/condor_auth_fs.cpp) は、認証ディレクトリのパーミッションが脆弱である場合にもこれを使用するため、ユーザになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Condor Project
  • Condor 7.6.10 未満の 7.6.x
  • Condor 7.8.4 未満の 7.8.x

想定される影響

第三者により、ユーザの認証ディレクトリ名を変更されることで、ユーザになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Condor Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3492
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3492
更新履歴

  • [2012年10月02日]
      掲載