【活用ガイド】

JVNDB-2012-004639

複数の Cisco IOS 製品の BGP の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Cisco IOS、IOS XE、および IOS XR の BGP の実装には、サービス運用妨害 (複数の接続のリセット) 状態となる脆弱性が存在します。

本問題は、Bug ID CSCtt35379、CSCty58300、CSCtz63248、および CSCtz62914 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.2
  • Cisco IOS XE 3.5.2S 未満の 3.5.xS
  • Cisco IOS XR 4.1.0 から 4.2.2

想定される影響

第三者により、ピア関係を利用され、不正な形式の属性を送信されることで、サービス運用妨害 (複数の接続のリセット) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4617
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4617
更新履歴

  • [2012年09月28日]
      掲載