【活用ガイド】

JVNDB-2012-004628

複数の製品で使用される WebKit におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Google Chrome には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

本脆弱性は Webkit における脆弱性です。
Google Chrome 以外の Webkit を利用する製品も影響を受ける可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 22.0.1229.79 未満
アップル
  • Safari 6.0.3 未満
  • iOS 6.1 未満 (iPad 2 以降)
  • iOS 6.1 未満 (iPhone 3GS 以降)
  • iOS 6.1 未満 (iPod touch 第 4 世代以降)

上記以外の Webkit を利用する製品も影響を受ける可能性があります。
想定される影響

第三者により、Universal XSS (UXSS) を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google openSUSE project アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2889
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95668478
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2889
更新履歴

  • [2012年09月28日]
      掲載
    [2012年10月22日]
      CVSS による深刻度：基本値と攻撃条件の複雑さを変更
    [2012年12月26日]
      ベンダ情報：openSUSE (openSUSE-SU-2012:1376) を追加
    [2013年02月06日]
      タイトル：内容を更新
      概要：内容を更新
      影響を受けるシステム：アップル (HT5642) の情報を追加
      ベンダ情報：アップル (HT5642) を追加
    [2013年03月28日]
      影響を受けるシステム：アップル (HT5671) の情報を追加
      ベンダ情報：アップル (HT5671) を追加
      ベンダ情報：アップル (APPLE-SA-2013-03-14-2) を追加

公表日2012/09/25
登録日2012/09/28
最終更新日2013/03/28