【活用ガイド】

JVNDB-2012-004591

IBM WebSphere Commerce におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM WebSphere Commerce には、パーシステントコネクション (persistent session、持続的接続)、およびパーソナライゼーション ID が有効な場合、サービス運用妨害 (リソース消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • WebSphere Commerce 7.0.0.6 未満の 7.0

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (リソース消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3300
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3300
更新履歴

  • [2012年09月27日]
      掲載
    [2012年10月22日]
      CVSS による深刻度:基本値と攻撃条件の複雑さを変更
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を更新
      ベンダ情報:IBM (JR42771) を追加