【活用ガイド】

JVNDB-2012-004535

Apple iOS のメールにおける添付ファイルを偽造される脆弱性

概要

Apple iOS のメールは、Content-ID ヘッダの値の再利用を適切に処理しないため、添付ファイルを偽造される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 6 未満 (iPhone 3GS 以降)
  • iOS 6 未満 (iPod touch 第 4 世代以降)
  • iOS 6 未満 (iPad 2 以降)

想定される影響

第三者により、直前の電子メールメッセージに用いられたヘッダの値を介して、添付ファイルを偽造される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3730
参考情報

  1. JVN : JVNVU#624491
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3730
更新履歴

  • [2012年09月24日]
      掲載