【活用ガイド】

JVNDB-2012-004411

Cisco IOS の SSLVPN の実装におけるサービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) の脆弱性

概要

Cisco IOS の SSLVPN の実装は、DTLS が有効でない場合、特定の Outbound ACL 設定を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。

本問題は、Bug ID CSCte41827 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.4
  • Cisco IOS 15.0
  • Cisco IOS 15.1
  • Cisco IOS 15.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、PPP over ATM (PPPoA) インタフェースを介するセッションを介して、サービス運用妨害 (デバイスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3923
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3923
更新履歴

  • [2012年09月18日]
      掲載