【活用ガイド】

JVNDB-2012-004379

ISC DHCP におけるサービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の脆弱性

概要

ISC DHCP には、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ISC, Inc.
  • ISC DHCP 4.1-ESV-R7 未満の 4.1.x
  • ISC DHCP 4.2.4-P2 未満の 4.2.x

想定される影響

第三者により、IPv6 のリース期間を短縮されることで、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Gentoo Linux ISC, Inc. openSUSE project オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3955
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3955
更新履歴

  • [2012年09月18日]
      掲載
    [2012年10月23日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:1234) を追加
    [2012年11月09日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2551) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1571-1) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:1252) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:1254) を追加
    [2012年11月28日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-3955 Denial of Service (DoS) vulnerability in ISC DHCP) を追加
    [2013年08月27日]
      ベンダ情報:Gentoo Linux (GLSA 201301-06) を追加