【活用ガイド】

JVNDB-2012-004349

複数の Apple 製品で使用される Webkit における任意のコードを実行される脆弱性

概要

複数の Apple 製品で使用される Webkit には、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。

この脆弱性は、APPLE-SA-2012-09-12-1 に多数掲載されている WebKit の脆弱性の 1 つです。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • iTunes 10.7 未満
  • Safari 6.0.1 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3654
参考情報

  1. JVN : JVNVU#503755
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3654
更新履歴

  • [2012年09月18日]
      掲載
    [2012年10月17日]
      タイトル:アップル (HT5502) の公開に伴い内容を更新
      概要:アップル (HT5502) の公開に伴い内容を更新
      影響を受けるシステム:アップル (HT5502) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT5502) を追加